美顔器はどのくらい痛いの?

「美顔器は痛くて使い続けられない!」
そんな声を美顔器の口コミや体験談で見かけること、ありませんか?

せっかく新しい美顔器を手に入れたのに、痛みが強すぎて結局使えなかった…というのは避けたいですよね^^;

実は、私自身も美顔器を使っていますが、「やっぱりちょっと痛いな」と感じることが多いです…。

そこで今回は、「美顔器の痛みはどのくらいなのか?」「耐えられるレベルなのか?」という点を実体験を交えながら詳しくお伝えします。

すでに美顔器を使っている方へ

この記事は主に「これから美顔器を検討中の方」に向けた内容ですが、
もし「もう美顔器を使っているけど、痛みをなんとかしたい!」という場合は記事の後半をチェックしてくださいね。
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美顔器が痛い時の対処法


執筆者:もか
Twitter→@moka_03128
私自身が選んだ時の経験と日本化粧品検定1級の知識を借りながら美容の専門的な知識を一般の方にも分かりやすく伝えます。

美顔器で「痛い」と感じる主な理由はEMS

美顔器のEMSのイラスト

まずお伝えしておきたいのが、美顔器で「痛い!」と感じやすい理由は、ほとんどの場合「EMS」という機能が搭載されているからです。
このEMSが、美顔器を使っているときにピリピリ・ビリビリとした痛みを感じさせる一番の原因なんですね。
※他にもイオン導入・イオンクレンジング・マイクロカレントなどでも痛みを感じることがあります。

「痛いのはイヤだから、EMS付きの美顔器は避けたい…」

と思うかもしれませんが、EMSは表情筋を刺激して、目元・頬・口元をしっかりエクササイズする大事な機能。肌のハリやたるみのケアにも欠かせないものなんです。

もし目元や口元、フェイスラインのたるみが気になる人には、EMS付き美顔器はむしろおすすめです!

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【美顔器が痛い理由はEMSとイオン導入】全機能使って痛みを特定


実際、美顔器はどれくらい痛いの?

EMSは美容には重要な機能ですが、痛みが不安だと使い続けられませんよね^^;

でも安心してください。
最近の美顔器は強さ調整ができるものがほとんどなので、痛みが気になる場合はレベルを下げればOKです。

弱いモードなら痛みを感じにくい

今の美顔器は多くがレベル切り替えできるタイプ。
「痛いな」と感じたら、すぐに一段階弱いモードに切り替えましょう。
私が使っている美顔器も、写真のようにLEVELボタンで強さを簡単に変えられるタイプです。

3段階なら「中」か「弱」がおすすめ

例えば、私の使っている美顔器の強さレベルだと
↓↓↓
パワー強⇒痛すぎて使えないレベル
パワー中⇒ちょっと刺激があるけど十分使える
パワー弱⇒ほとんど何も感じないくらい

こんな感じで、レベルを落とすだけで全然違うので、痛みに敏感な方は必ず「中」か「弱」から試してみてください。

ちなみに私は一番強いモードだと「耐えられない…」と感じてしまいますが、弱や中なら全く問題なく使えます。

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【美顔器はどのくらい痛い?】強さ1~5で確かめてみた

美顔器の痛みは「ピリピリ」「チクッ!」と感じる

痛みの感じ方には大きく2つのパターンがあります。

一つは「ピリピリ」としびれるような、微弱電流が流れる感覚。
もう一つは、ときどき「チクッ!」と針で突かれるような痛みです。

「ピリピリ」だけならそれほど気にならない人も多いですが、「チクッ!」と突然くるとビックリするかも。
ただし注射のような鋭い痛みではないので、恐れるほどではありません^^;

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【美顔器の痛みは3種類】擬音にしてみたら怖かった

痩せ型の人は痛みを感じやすいかも

「ピリピリ」「チクッ!」の痛みは、特に顔のお肉が薄い部分(頬骨周りやフェイスラインなど)で起こりやすいです。

自分が痩せ型だと感じる場合、痛みを感じやすいかもしれません。
気になる場合は、より弱いモードから始めるのが安心です。

関連記事
【美顔器の痛みは個人差あり】こんな人は痛いかも!

あなたの顔は痩せ型ですか?
もしそうなら、特に慎重にレベル調整を!

痛みが不安な人にはこの美顔器がおすすめ

もし「自分は痛みを感じやすそう」と思った方には、細かくレベル調整できる美顔器がぴったりです。

低刺激でおすすめの美顔器


ヤーマンフォトプラスEX
大手メーカー・ヤーマンのフォトプラスEXは、強さを5段階に細かく調整できるので自分の肌に合わせやすいのが魅力。

ヤーマンフォトプラスEXのEMSUPモードの写真

パワー1ならほとんど刺激がなく、パワー5にすればしっかり効果を感じる強さに!
「痛みが不安だけど美顔器を使いたい」という方におすすめできるアイテムです。

私も愛用している美顔器です

ちなみに私もフォトプラスEXを愛用中。特に目元に使ったときは、使う前と明らかに変わっていて、その効果を実感しています(^^)

目元への使い心地やリアルな口コミは、別の記事で詳しく紹介していますので、気になる方はぜひ参考にしてみてください!
↓↓↓
フォトプラスEXを使った感想を見る

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ヤーマンの美顔器が痛いけど正常?他の人は大丈夫?調べてみた


特にこんな時に痛みを感じやすい

美顔器を使っていて、特にお肉が薄い部分でチクッとした痛みが走りやすいとお伝えしましたが、他にも痛みを感じやすいシーンがいくつかあります。
ここでは、私が実際に感じた「痛みを感じやすいタイミング」をご紹介しますね。

電極がしっかり密着していないとき

美顔器には、上の写真のようにお肌に当たる部分に電気が流れる「電極」がついています。
この美顔器の場合は6つの電極がありますが、すべての電極が肌にしっかり密着していないと、ところどころで「チクッ!」と痛みを感じることがあります。
使う時は肌に均等に当たるように意識してみてください。

頬骨付近をケアしている時

頬骨のあたりは、お肉が薄く骨が近い部分なので、特に痛みを感じやすいポイントです。
実際、頬骨周辺をケアするときに「チクチク」や「ピリッ」とした刺激が来やすい印象があります。
もし自分の顔を触ってみて「頬骨が出ている」「お肉が少ない」と感じるなら、強さ調整が細かくできる美顔器を選ぶことで、失敗や痛みを減らしやすくなります。


5段階調整フォトプラス詳細を見る

ジェルが乾いてしまったとき

美顔器を使うときは、専用のジェルやクリームなどを一緒に使うことが多いですよね。
このジェルには摩擦を防ぐ役割があるので、しっかり塗って使うことが大切です。
ジェルが乾いてくると、その分痛みが強く感じられることも。
もし途中で乾いてきたなと感じたら、必ずジェルを追加して、たっぷり塗るようにしましょう。
乾燥を防ぐだけで、痛みの感じ方がずいぶん変わりますよ!

美顔器の痛み=効いている証拠?気持ちの切り替えも大事

これまで「美顔器の痛み=ネガティブなもの」としてお伝えしてきましたが、実は痛みが必ずしも悪いわけではありません。
なぜなら、少し痛いくらいの刺激は、肌や筋肉にちゃんと効いている証拠とも言えるからです。

もちろん我慢しすぎはよくありませんが、「ちょっと刺激を感じる」くらいなら「今、ちゃんと肌が反応しているんだ」と前向きに捉えるのもひとつの方法。
痛みをネガティブに感じるだけでなく、うまく付き合うことで、美顔器のケアが続けやすくなりますよ(^^)
美容は“気持ち”も大切です。自分に合った強さで使いながら、ポジティブにケアしていきましょう!

痛い時の対処法

美顔器が痛い時の対処法

痛いけど大丈夫?この美顔器壊れてないかな…

肌トラブルのイラスト

せっかく美顔器を購入したのに「痛い!」と感じると、「本当に大丈夫かな?」と不安になりますよね。
美顔器は機種によっては“多少痛みを感じる”のが正常なことも多いですが、あまりにも強い痛みが続く場合は、故障なども疑った方が安心です。

その痛み、よくある種類ですか?

私が使ってきた美顔器も、どれも「ピリピリ」と電気が流れるような刺激や、部位によって「チクッ」とする感覚があるのが共通でした。
もしあなたが感じている痛みもこのタイプなら、美顔器の仕様と考えて大丈夫です。
(ちなみに銀歯がある場合は「キーン」と響く場合も。詳しくは後ほど説明します。)

一番弱いモードでも痛みが強いときは?

私の場合、痛みが強く感じられるのは美顔器のパワーを「中」や「強」にしたときだけで、「一番弱い」モードならほとんど何も感じませんでした。
もしもあなたが“弱”モードにしても痛みが我慢できない場合は、肌との相性や、もしかしたら故障の可能性も考えられます。
その場合は、メーカーに連絡して症状や痛みの強さを伝え、相談してみると安心ですよ。

みんなはこの美顔器の痛みを我慢して使っているの?

疑問を浮かべる女性のイラスト

「一番弱いモードなら我慢できるけど、少し強めにするともう痛くて使えない!」そんなふうに感じることはありませんか?
同じように悩んでいる人が他にもいるのか、みんなの口コミをリサーチしてみました。

私の場合は…

私は普段は3段階中「2」まではあまり痛みを感じませんが、「3」にするとピリピリとした痛みや時々チクッとした刺激があり、結構痛いなと感じます。

みんなの口コミ

超敏感肌な私には目のまわりなど特に皮膚の薄い所はピリピリッと痛さを感じるので、そこ以外で使っています(ツインエレナイザー)
Highモードは美容皮膚科の大きな機械のリファームのピリピリ感とあまり大差がないです(ララルーチュRF)
ピリピリするのも思ってたより大丈夫でした(フォトプラスEX)
個人的には電流のピリピリが苦手なのでレベル3までしか上げていません(フォトプラスEX)

調べてみたところ、「ピリピリと感じる」「少し痛い」といった声はあっても、「激しく痛い!」「耐えられない!」という声は意外と少ない印象でした。

ちょっと意外ですよね^^;
もか(私)
もか(私)

もしどうしても痛みが強くて我慢できない場合は、メーカーに相談してみるか、これから紹介する方法を試してみてくださいね。

美顔器が痛い時の対処法〜基本編〜

指を立てる女性のイラスト

ここからは美顔器の痛みを感じたときに試してほしい「基本の対処法」をまとめました。説明書などにも載っている内容ですが、意外と見落としがちなので、もう一度チェックしてみてください。

まずは一番弱いモードで使う

美顔器はパワーを強くするほど刺激や効果が高くなりますが、痛みを我慢して無理に使ってしまうと、続けるのが難しくなります。無理せず自分が心地よいと感じるレベルに調整して使いましょう。

ジェルや美容液はケチらずたっぷりと

ジェルや美容液の量が少なすぎると、肌の摩擦が増えたりピリピリしやすくなります。私は「もったいないから」と少なめにした時の方が痛みを感じやすい気がします。たっぷり使う方が痛みも和らぐので、適量をしっかり塗るのがポイントです。

痛い時の対処法〜時々ピリッと痛みが走る場合〜

基本の対処法を試しても、時々「ピリッ!」と痛みが走る場合は、こんな工夫をしてみてください。

銀歯や金属のある部分は注意

お口の中に銀歯などの金属がある方は、そこに刺激がキーンと響きやすいことがあります。美顔器は銀歯があっても使えるとされていますが、違和感やビリビリを感じるときは、銀歯部分を避けて使ったり、頬をふくらませて電極が直接当たらないよう工夫してみてください。

関連記事:銀歯で美顔器が痛い時の対処法

ジェルが乾くと痛みやすい


ジェルや美容液は最初にしっかり塗っても、時間が経つと乾いてしまうことも。その場合は一度に全顔に塗るのではなく、顔をいくつかのパーツに分けて、右頬・左頬・おでこなど、使う直前に少しずつ塗布するのがおすすめです。ジェルが乾きにくく、痛みも軽減しやすくなります。

電極部分が浮かないように注意


美顔器の電極(肌に当たる部分)がしっかり肌に密着していないと、チクッとした痛みを感じることがあります。顔の凹凸や細かい部分は特に浮きやすいので、丁寧に電極を密着させることを意識してみてください。

部位によって痛みを感じやすい箇所がある

顔の部位によっては皮膚が薄い箇所があり、そこは痛みが強く出ることがあります。例えば、頬骨やおでこ、目のまわりなどは痛みを感じやすいので、その部分だけレベルを下げる、または避けて使うのも一つの方法です。顔の筋肉は繋がっているので、多少避けても全体に効果があるので安心してくださいね。

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美顔器をおでこに使うと痛いけど丨大丈夫?

季節や体調でも痛みが変わる

生理前や肌が敏感な時期は、いつもより痛みを感じやすくなることもあります。もしそう感じたら、その期間は無理せず使用を控えるか、普段より弱めのモードで優しくケアしてみてください。

一番弱いモードでも強い痛みを感じる時は…

ここまで美顔器の痛み対策を紹介してきましたが、私自身は一番弱いモードにするとほとんど痛みを感じませんでした。他の人の口コミでも「耐えられないほど痛い」というケースは稀な印象です。

もしあなたが一番弱いモードでも痛みが我慢できない場合は、お肌に合わない、または美顔器が故障している可能性も考えられます。そんな時は無理せずにメーカーに相談してみましょう。症状を伝えることで、適切な対応をしてもらえます。