またニキビができてる…!これでついに3つ目(+o+)。

ニキビって隠すのも大変だし、気分まで下がりますよね。とくにお出かけ前日に気づいたときなんて、ハラハラして落ち着かない^^;

「毎日スキンケアしてるのに。もしかして美顔器を使えば防げる?」
そんな風に感じているなら、今回の内容がきっと役に立つはずです。


執筆者:もか
Twitter→@moka_03128
私自身が選んだ時の経験と日本化粧品検定1級の知識を借りながら美容の専門的な知識を一般の方にも分かりやすく伝えます。

ニキビ対策として“まず”美顔器を選ぶのはおすすめしません

ニキビに美顔器、どうかな?
と期待した方もいると思いますが、結論からいうと「ニキビそのものを治す目的で美顔器を選ぶ」のはおすすめしにくいです^^;

理由をきちんと説明しようとすると、原因やタイプの話から入る必要があるので少し長めになります。
それでも知りたい!という方だけ、この先へどうぞ。もちろん最後に“代案”もご用意しています。

今回は“大人ニキビ”向け:あなたはどちらのタイプ?

ニキビは大きく「思春期ニキビ」と「大人ニキビ」に分けられます。
本記事は「大人ニキビ」にフォーカス。まずは自分がどちらかをチェックしましょう。

思春期ニキビの特徴(見分け方)

思春期ニキビは皮脂分泌が盛んな時期にできやすく、主にTゾーン(額〜鼻筋)に集中するのが特徴。
10代〜20代前半の方に多く見られます。もし今その年代で、Tゾーンに集中しているなら、今回の記事は当てはまらない可能性が高めです^^;

私も若い頃はニキビに悩まされましたが、年齢とともに自然と落ち着いていきました。
もか(私)
もか(私)
思春期ニキビでまず意識したいこと

・メイクはしっかり落とす(こすり過ぎはNG)
・むやみに顔を触らない(雑菌対策)
・睡眠と食事のリズムを整える
・過度に気にしすぎないで様子を見る

可能な対策は限られますが、時間の経過とともに落ち着くケースが多いので焦らずに。気になる場合は皮膚科で相談を。

大人ニキビの特徴(見分け方)

大人ニキビはTゾーンにも出ますが、口周り・フェイスラインに出やすいのがポイント。
思春期を過ぎた20代以降で繰り返すなら“大人ニキビ”の可能性大。年齢やできる部位を手がかりに見極めてみてください。


大人ニキビの主因は“乾燥”→まずは保湿設計を見直す

あなたはどちらのタイプでしたか?

ここからは“大人ニキビ”に絞ってお話ししますね。
もか(私)
もか(私)

大人ニキビは要因が複合的で、専門医でも単独原因を特定しにくいことが多いです。
睡眠・食事・ストレス・生理周期・クレンジング習慣など様々ありますが、土台として影響が大きいのが「肌の乾燥」。

乾燥が大人ニキビにつながる流れ

肌がうるおっているのが正常
↓↓
乾燥でバリア機能が低下
↓↓
守ろうとして角質が厚くなる(角質肥厚)
↓↓
角質が毛穴をふさぎやすくなる
↓↓
毛穴内でアクネ菌が増殖
↓↓
炎症が起きてニキビに

つまり最初のボトルネックは「乾燥」。
まずはうるおいを保ち、角質を過度に厚くさせないケアが重要です。

要するに——“保湿ファースト”が肝心、ということですね(^^)
もか(私)
もか(私)

【保湿に強い】美顔器は“うるおい維持”を後押ししてくれる

美顔器が得意なのはうるおいの底上げ

美顔器はジェルや美容液と一緒に使うことで、角質層までの浸透をサポートし、手塗りだけのケアより“保湿実感”を高めやすいのが持ち味。
私自身も使用後は肌がもっちり柔らかく、うるおいがしっかり入った感覚があります。乾燥がベースの大人ニキビには、この“土台の保湿”がとても大切。

保湿サポートに使うのは「イオン導入」

美顔器のモードはいくつかありますが、保湿目的でまず活用したいのが「イオン導入」。
微弱な電流で美容成分(例:ビタミンC誘導体、ヒアルロン酸、ナイアシンアミドなど)を角質層まで届けやすくし、手塗りよりも効率的にうるおいを補給できます。
使うときは、刺激の少ない保湿系の美容液と組み合わせ、頬〜口周りなど乾燥しやすいエリアを中心に、やさしく滑らせるのがコツです。

美顔器のイオン導入のイラスト

ただし、どんな美顔器でも同じというわけではありません。必ず「イオン導入」機能が搭載された美顔器を選びましょう。
イオン導入は、美容液に含まれる保湿成分や有用成分を角質層の奥まで効率よく運ぶための機能。手でなじませるだけのスキンケアに比べて、届く実感が違うのが魅力です。
さらに、このあと紹介するビタミンC誘導体と併用すれば、手塗りに比べて何倍も高い浸透力が期待できるとされています。

大人ニキビにはビタミンC誘導体

ビタミンC誘導体は「万能成分」と呼ばれるほど働きが幅広く、うるおいのサポート、メラニン生成を抑えることでのシミ予防などに役立ちます。
皮膚科医の見解でも、皮脂の分泌をほんの少し抑える作用が期待できると言われることも。

つまり、大人ニキビとの相性がとても良いんです。しかも美顔器のイオン導入と組み合わせることで、手で塗るよりもしっかり角質層へアプローチできるとされ、より心強いケアが叶います。

【ただし】目先のニキビだけに美顔器を使うのはもったいない

ここまで美顔器のメリットをお伝えしてきましたが、「今あるニキビをすぐ何とかしたい」だけの目的で購入するのは非推奨です。
美顔器は決して安い買い物ではありませんし、長期的に肌のキメやハリ感を整える・シミ予防のサポートを続けるなど、エイジングを見据えた継続ケアにこそ真価を発揮します。

「これからもコツコツ続けたい」「年を重ねても心地よく使い続けたい」——そんな意思のある方におすすめのアイテムだと心得ておきましょう。

保湿+ビタミンC誘導体に強いおすすめ美顔器

ツインエレナイザー
ツインエレナイザー画像

将来を見据えて美顔器を取り入れたい——そう決めた方にまず提案したいのがコレ。
「保湿+ビタミンC誘導体」の組み合わせに強く、私のイチオシです。

イオン導入+超音波でしっとり柔らか

ツインエレナイザーは、成分の浸透(角質層まで)を助けるイオン導入と、毎秒数万回の微細振動で肌を優しくタッピングする超音波振動を同時に搭載。
この二つを重ねて使うことで、うるおい感の持続ややわらかさの向上が狙えます。
ビタミンC誘導体との併用で、乾燥対策や透明感ケアの心強い味方に。

ビタミンC誘導体美容液が最初から付属

購入時に原液美容液が付いてくるのも魅力。中でも「Cエッセンス」にはビタミンC誘導体がたっぷり配合。
前述の通り、イオン導入と相性抜群なので、保湿+シミ予防(メラニンを抑える)のWアプローチが手軽に始められます。
自分で美容液を探す手間が省け、品質面でも安心してスタートできます。

口コミでも大人気

ツインエレナイザーはネット上でも口コミ1万件超えの大人気。
実際の使用感やコツがたくさん共有されているので、購入前の不安も解消しやすいのが嬉しいポイントです。

ツインエレナイザーの詳細を見る


【注意点】炎症中のニキビには当てないで——悪化の恐れあり

美顔器を使う際は、赤く炎症しているニキビ部分への直接照射・接触は避けるのが鉄則。
刺激で悪化したり、誤って潰してニキビ跡の原因になることがあります。

また、もし使用を始めてからニキビが増えた・悪化したと感じたら、いったん使用を中止しましょう。
付属ジェルが合っていない可能性もあるため、手持ちの低刺激な美容液に切り替えるのも一手。
様子を見て問題なければ再開、改善しない場合は使用自体を控える判断が安心です。

美顔器は“保湿役”|大人ニキビには併用ケアも大切

保湿の底上げには美顔器がぴったりですが、大人ニキビの原因は乾燥だけではありません。
生活習慣やクレンジングの仕方など複合的な要因が絡むため、以下のケアも合わせて実践しましょう。

正しいクレンジング&洗顔

メイク・皮脂汚れが毛穴に残ると、詰まりの中でアクネ菌が増殖しやすくなります。
落とし切れていないと感じるなら、次のプロセスを意識してみてください。

大人ニキビを防ぐクレンジング方法

自分の肌質に合うタイプを選ぶ(低刺激重視)

まずは皮脂の多いTゾーンから始める

こすらず“指の腹”で小さな円を描きながら優しく

アイメイク・口紅はポイントリムーバーで先にオフ

大人ニキビを防ぐ正しい洗顔

泡立ては徹底的に(キメ細かい濃密泡を作る)

泡で包み込むように撫で洗い、摩擦は最小限に

生え際・小鼻のキワのすすぎ残しに要注意

思春期用ニキビケア用品は使わない

思春期向けの強い脱脂力のアイテムは、大人の乾燥しやすい肌には刺激が強すぎることがあります。
必要なうるおいまで奪って乾燥→皮脂の過剰分泌→悪化という負のループに陥りやすいので、大人肌向けのやさしい処方を選びましょう。

思春期ニキビ用のスキンケア用品は「皮脂を抑えること」に特化していますが、大人ニキビには合わないことが多いので注意しましょう。
例えば思春期用の代表的な成分であるイオウ配合の化粧品は、皮脂を強力に取り除く作用があり、皮脂分泌が活発な10代の肌には効果的。
ですが、大人の肌は水分量が減って乾燥しやすいため、必要以上に皮脂を奪ってしまうと逆にガサガサになり、肌荒れを悪化させてしまう可能性があるんです^^;

そのため、大人ニキビには思春期用を使わず、大人向けのやさしい処方を選ぶことが大切ですよ。

睡眠は一番大事かも

睡眠時間は人それぞれ適正が違いますが、「朝スッキリ起きられるだけの睡眠」をしっかり確保することが大切です。
大人ニキビの大きな原因のひとつはホルモンバランスの乱れ。食事や運動ももちろん大切ですが、実は肌の免疫力を支えてくれるのは質の良い睡眠なんです。

「最近ニキビが増えてきたな…」と感じるときは、まず睡眠リズムを見直してみましょう。ぐっすり眠れることで、肌の調子が自然と整ってくることも多いですよ。

生理前は諦めも必要

どれだけ睡眠やスキンケアを意識していても、どうしてもニキビが出てしまう時期があります。
それが「生理前」。

女性の体は毎月ホルモンバランスが変化し、そのタイミングで皮脂分泌が活発になってしまうため、ニキビができやすいのは自然なことなんです。
私自身も若い頃は毎回「生理前は必ずポツポツできる…」と感じていました。正直、防ぐのはとても難しいもの。

そんなときは「これは体の周期だから仕方ない」と割り切って、無理に完璧を目指さず気持ちを楽にすることも大事ですよ^^;

既にできたニキビは触らない

今回紹介してきた方法はあくまで「予防のためのケア」。
すでにできてしまったニキビに直接的な効果があるわけではありません。

気になるからといって触ってしまうと炎症が悪化したり、跡が残りやすくなってしまうので、できるだけ触らずに保湿を意識して自然に治るのを待ちましょう。
焦らず優しくケアしてあげるのが、結果的に一番の近道です。

ニキビ跡がずっと残っている場合は

「ニキビ自体は治ったのに、赤みや跡がなかなか消えない…」という場合は、自己流でなんとかしようとせず、皮膚科に相談してみましょう。

ニキビ跡といっても原因はさまざまで、色素沈着や炎症後の赤み、凹凸のクレータータイプなど種類によって対応方法が異なります。
市販のスキンケアだけで解決しようとすると時間がかかってしまうことも多いので、専門医の力を借りる方が早く安心できるケースもありますよ。

「ずっと跡が残っていて気になる…」という方は、一度皮膚科で診てもらうのがおすすめです。