化粧水の使い方はバッチリ!と自信を持って言えますか?
もか(私)
もか(私)

化粧水は毎日使うものなので、少しの差が大きな違いに変わることもあります。

今回は「手とコットンどっちが良いのか」「タイミングはいつが良いのか」など、化粧水の使い方をお伝えするので、勘違いしていないかチェックしましょう(^^)


執筆者:もか
Twitter→@moka_sutekinavi
私自身が選んだ時の経験と日本化粧品検定1級の知識を借りながら美容の専門的な知識を一般の方にも分かりやすく伝えます。

化粧水はコットンより手で付けた方が良い

化粧水の写真

化粧水をつける時、手でつけるべきかコットンを使うべきか悩みますよね。

コットンの方が肌に浸透する感じがしたり、肌を傷つけにくいイメージがあるかもしれませんが、私は化粧水をつけるなら手の方が良いと思います。
コットンは繊維であるため、肌の角層をこすって傷つけてしまう恐れがあるからです。

どんなに上質なコットンを使っても、化粧水の付け方によっては傷つけてしまいます。
だから、顔と同じ肌である「手」で化粧水を付けた方が、繊維から受ける肌のダメージを軽減できて、おすすめ。

肌を傷つけると逆に乾燥の原因に

ちなみに角層に傷がつくと肌のうるおいが逃げてしまったり、外からの刺激を受けやすくなるので、できればコットンではなく、手を使って化粧水を付けましょう。

それでもコットンで付けたい人は、ココを参考にしてくださいね。

コットンでの化粧水の付け方を見る

化粧水の基本的な使い方

化粧水の使い方は下の写真のように、パッケージやホームページに載っていることがほとんどです。
それを参考にしつつ、これからお伝えする基本的な化粧水の使い方も併せて実践しましょう。

化粧水裏面の使い方の写真
化粧水裏面の使い方の写真

手のひらに化粧水を適量とる

化粧水は手のひらに適量だけとりましょう。
一度に使う量は化粧水の取扱説明書や、容器に書いてある使い方で確認することができます。
製品のホームページなどにも記載されていることがあるので、取扱説明書をなくしてしまったり、ラベルの印刷が見えづらくなった時は公式のページを見てくださいね。

決まった量より多く付けても意味はないので、出しすぎに注意しましょう。

顔に化粧水を重ね付け

まずは手のひらで顔全体にさっとなじませます。
まんべんなく化粧水がいきわたったら、乾燥しやすい所にだけ重ね付けしましょう。
目の周りやアゴなどのフェイスラインは、特に乾燥しやすいので重点的に付けてあげると肌トラブルを軽減してくれますよ。

初めに顔全体へ化粧水を付けてなじませておくと、乾燥しやすい部分へ重ね付けする際にブースターの役割を果たしてくれます。
肌トラブルを引き起こさないためにも、この順番を覚えておくと良いですね(^^)

こんな化粧水の使い方はNG

肌を気にする女性の写真

化粧水をつける時には、肌を刺激しないように気を付けましょう。
せっかく肌に良いことをしても、それ以上に肌を傷付けてしまっては意味がありませんからね^^;

ちなみに肌を刺激する「よくある化粧水のNG使い方」が2つあるので、該当したあなたは今後やらないようにしましょう。

手でパチパチとパッティングはNG

化粧水を付けたあと、つい手でパチパチと化粧水を肌にたたきこんでいませんか?
そのようなパッティングの仕方は、肌に強い刺激を与えてしまいます。
肌をたたいたダメージは赤ら顔やシミの原因となってしまうのです。
どちらも一度なってしまうと自然に治すのは難しく、見た目にも大きな影響を与えるので注意が必要です。

正しいパッティングの仕方は手で軽くおさえてなじませるという方法。
肌は刺激に弱いので、優しくおさえて、ゆっくりなじませることを意識しましょう。

とにかくたっぷり使うのはNG

化粧水は、肌につけるとその大半が蒸発してしまいます。
そのため沢山付けたからといって、その分の全てが肌に吸収されるのではないのです。
また化粧水は成分の多くが水であり、たっぷり付けたとしてもそれだけで十分な保湿効果が発揮されるというわけではありません。

化粧水は沢山つけても蒸発してしまったり、原材料や成分も水が多くの割合をしめています。
そのため余分な量を使う必要がないのです。
たっぷり使っても効果が出るというわけではないので、メーカーの推奨する量を使いましょう。

化粧水をつけるタイミング・順番

最後に補足として化粧水をつけるタイミングをご紹介しますね。

化粧水をつけるタイミングは洗顔のあとスグです。
できるだけ時間を空けすぎずにつけるのが理想。
だから私の場合は「お風呂で洗顔⇒身体を拭く⇒化粧水などスキンケア⇒髪をブロー」という少し変わったタイミングで使っています(髪も早く乾かした方が良いらしいんですけどね^^;)

化粧水をつける順番

またスキンケアは基本的に「化粧水⇒美容液⇒乳液」という順番で使いますよ。

ただし化粧水のメーカーによっては「乳液⇒化粧水⇒美容液」となっている場合もあるので、化粧水の裏面・説明書・ホームページなどで使い方を確認して、メーカー推奨の正しい順番で使いましょう。

メーカー毎の化粧水の使い方

ここまで化粧水の基本的な使い方をお伝えしましたが、念の為私が持っている化粧水メーカー毎の使い方も載せておきますね。

ロート製薬:肌ラボ化粧水の使い方

化粧水裏面の使い方の写真

1.手のひら全体で肌を包み込み、手のぬくもりを用いて、なじませる。
2.肌が手に吸い付くようになるまでしっかり入れ込む。

キュレル化粧水の使い方

化粧水裏面の使い方の写真

1.朝晩の洗顔後の肌に使う。
2.適量(ポンプ3〜4押し分)をとり、顔全体に優しくなじませます。

ちふれ化粧水の使い方

化粧水裏面の使い方の写真

洗顔のあと、適量(500円玉大)をコットンまたは手にとり、やさしく顔全体になじませる。

ナチュリエのハトムギ化粧水の使い方

化粧水裏面の使い方の写真

コットンやフェイスマスクにたっぷりと含ませつける、3分程度フェイスパックをするのもおすすめ。
重ね付けやパッティングで、肌がひんやりしてきたら十分に水分がなじんだサインです。

コットンでの化粧水の付け方(手で付けたくない人だけ)

個人的には手で化粧水をつけるほうがおすすめですが、手を汚したくない時などのどうしてもコットンを使いたいという人のために、コットンでの化粧水の付け方もお伝えしますね。

コットンに化粧水を適量とる

まずコットンに適量の化粧水をとります。
化粧水の量は、裏側までしっかりしみるくらいが目安。

化粧水の量が少ないと肌に摩擦などの刺激を与えてしまいます。
コットンの繊維に化粧水の水分をしっかり含ませてから肌に当てるようにしましょう。

コットンを使って化粧水をつけるポイント

化粧水をつけるのにコットンを使用する時は、優しく肌をいたわるようにすることを意識しましょう。
顔の内から外へ、コットンをすべらせるようにして化粧水を肌になじませるのがポイントです。

コットンは手のひらとは違い、繊維でできています。
そのため強くこすってしまうと肌に刺激を与え、乾燥やトラブルを起こしてしまう可能性があります。
強い力を加えないように注意してください。

また化粧水をしみこませたコットンで100回パッティングするような、たたく刺激は肌に大きなストレスを与えてしまいます。

絶対に行わないようにしてくださいね。