化粧水の使用期限のサムネイル写真

掃除をしていたら去年貰った化粧水や乳液がでてきた!なんてこと、結構ありますよね。
もか(私)
もか(私)

もったいなくて、使いたいけど肌に悪い影響があるとイヤだし・・・と、躊躇してしまう気持ち、よく分かります(^^)

化粧水・乳液の使用期限は開封しているか、未開封かで期限が少し異なります。
これは、化粧水、乳液、美容液など色々なスキンケアに当てはまること。

今回はまず、化粧水などそれぞれの使用期限について説明していきますね。


執筆者:もか
Twitter→@moka_sutekinavi
私自身が選んだ時の経験と日本化粧品検定1級の知識を借りながら美容の専門的な知識を一般の方にも分かりやすく伝えます。

開封した化粧水や乳液の使用期限

化粧水を手に取り出す写真

まずは開封した化粧水・乳液の場合ですが、1年以内に使い切るほうが良いと言われています。
つまり、去年の夏に開けたものは今年の夏くらいまでなら使っても大丈夫。

ただし、これは保管状態が良い場合の話!
フタを開けっ放しにして置いていたり、直射日光のあたる場所に置きっ放しにしていたものは中身が変質していることもあるので気をつけましょう。

不安な場合はいきなり使うのではなく、変な匂いがしたり、中身が分離していないかチェック。
もし危なそうな時は使わないようにするか、腕などの目立たない部分でパッチテストして使うようにしてくださいね。

化粧水・乳液は冷蔵庫にいれたほうがいい?

化粧水・乳液の新鮮さをキープするために冷蔵庫に入れるといいと聞いたことありませんか?
でも、説明書などに特に書いてなければ冷蔵庫にいれる必要はナシ。
化粧水・乳液は生ものではないので、室温で保管OKなんです(^^)

逆に冷蔵庫に入れていたものを急に常温に戻すと、美容液や乳液などの油分の多いアイテムは分離してしまうことも。
急な温度変化にさらさないことがベストな保管方法ですよ。

未開封の化粧水・乳液の使用期限

カレンダーの写真

では、全くの未開封の場合、化粧水・乳液はいつまで使用できるんでしょうか。

結論から言うと、何も書いてないなら「製造日から3年使える」と思って大丈夫です(^^)

えっ!?書いてないなら大丈夫ってどういうこと?と思っちゃいますよね^^;

実は、化粧水・乳液の使用期限については、こんな決まりがあります。

厚生労働省からの出典画像(適切な保存条件の下で製造後3年を超えて性状及び品質が安定であることが確認されている医薬品において法的な表示義務はない)

簡単にいうと、作ってから3年以上もつ化粧水・乳液なら、使用期限を表示する必要はないよ!ということなんです。

実際に、私の手元にある化粧水・乳液でチェックしてみましたが・・・ハトムギ化粧水、肌ラボ化粧水(ロート製薬)、キュレル化粧水(花王)は記載がなかったのでこれらは全て3年以上の使用期限ですね(^^)

メーカー公式サイトに書いてあることも

また、メーカーによってはサイトや説明書に使用期限について書かれています。

私の持っているちふれ化粧水は、商品自体には何も書いていませんでしたが、こちらの公式サイト()をチェックしてみると・・・未開封の場合、使用期限は3年とありました!

でも、貰いものだったりして、いつ買ったのか分からないと3年以上経ってそうで怖いですよね。
いつごろ作られたのか分かればいいのですが、使用期限と同じく化粧水・乳液には製造年月日を書く決まりはないんです^^;

いつ作られたか分からない時は?

でも、どうしても知りたい!そんな人に見て欲しいのが、ボトルの底など、化粧水・乳液の目立たない部分。
こんな感じの英数字が組み合わさっている暗号のようなものはありませんか?

化粧水裏面の製造番号(LOT番号)の写真

実はこれが、化粧水・乳液がいつ作られたか分かる製造番号なんです。

「確かに書いてあるけど…」
これだけじゃ、いつ作られたのかさっぱり分からないですよね^^;

それもそのはず・・・化粧水・乳液の製造番号はメーカーによって異なっている上、製造の過程で何か問題が起きた時などに管理するためのもの。

一般の人にはなんと書いているのか分からないようになってるので、解読したい時は以下のサイトのように分析してくれるサイトを使うのがおすすめです。

製造年月日をサイトで調べる(外部)

メーカーと製造記号を入力すれば、カンタンに調べることができますよ(^^)

ただし、こちらで分かるるのは昔からある老舗メーカーなどの商品のみ。
残念ながら最近のメーカーについては対応していません。

自分で読み解く方法もある

結構新しいメーカーだからかなぁ・・・サイトでも分からないよ〜^^;
という時は、自分で記号を読み解いてみるのもひとつの方法です。

まずチェックしてほしいのは、製造番号の印字の最初が数字かどうか。
その部分が製造年の下1桁になっているパターンが結構あるんです(^^)

化粧水裏面の製造番号から製造年月日を調べる方法のイメージ写真

つまり、2019年に作られた化粧水・乳液は「9○○○○」といった製造番号になるということ。
これが3年以内であれば安心して使えますね!

ただし製造番号はメーカーによって違うので、この解読方法が当てはまるのも一部のみ。
解読方法をもっと詳しく知りたい!という人は以下で詳しく説明しているので、チェックしてみてくださいね(^^)

化粧品の製造年月日の確認方法を詳しく見る

化粧水・乳液サンプルの使用期限

ドラッグストアで貰ったサンプルはすぐ蒸発しちゃう!なんて話を聞いたりしますよね。
サンプルの化粧水などだと使用期限3年は難しいのでしょうか^^;

そこで、私の持っているサンプルの中身をチェックしてみました!

3年前のサンプル化粧水を開けたが湿っていた写真

この化粧水シートのサンプルはたしか3年くらい前に貰ったものなんですが、開けてみるとしっかり中身が残っていました。

3年前のサンプル化粧水を開けて絞ってみた写真

絞ってみると、化粧水がジュワーっとたっぷり出て、最近貰ったものと差はないように思います。

3年前のサンプル化粧水を開けたが湿っていた写真

成分で違ったりするのかな?と思い、しっとりタイプでもチェックしました。
同じように3年くらい前に貰ったやつですが、こちらも大丈夫(^^)

成分や量で使用期限が変わることはなく、保管状態がキーポイントと言えそうですね!