これから初めてネットカフェを利用したいと考えている人にとってもっとも気になることの一つに、セキュリティの状況があるでしょう。ネットカフェに私物を持ち込んでも大丈夫なのでしょうか。また、利用するパソコンにウイルスが仕掛けられているといったことはないのでしょうか。

ブースに鍵をかけることはできないので私物はロッカーへ

まず、ネットカフェの中がどのようになっているのかというと、一般的にオープン席と呼ばれる、簡単な敷居だけがあって外から座っている様子が見えるところと、四方に壁があって中が見えないようになっている個室型のブースが存在します。ただ、個室型のブースであっても、トイレなどに行くときに外から鍵をかけるということはできません。なので、私物をブースの中に持ち込むことはセキュリティ的に危険といえます。防犯カメラはあるものの、誰かが盗んですぐ外に出たら捕まえるのは難しいです。
ではどうすればいいのかというと、コインロッカーが設置されているところであればロッカーに預け、ロッカーがないところであれば受け付けで店員に預けるようにしましょう。

店内のパソコンにウイルスを仕掛けられる可能性は低い

では、パソコンのセキュリティ状況はどうなっているのでしょうか。実はネットカフェに置かれているパソコンには、パソコンをリセットするとハードディスクの内容が特定の状態に戻って起動するプログラムがインストールされています。つまり、悪意を持つ人間がパソコン内にウイルスをインストールしたとしても、電源を落として再起動すると、ウイルスは自動的にハードディスクの中から消えるのです。
基本的に、ネットカフェでは前の利用者が精算を終えると、店員がブースに行ってパソコンの電源を落とすので、客は必ずまっさらな状態のパソコンを使えるようになっています。
なので、ネットカフェのパソコンで個人情報にアクセスしたとしても、データがウイルスによって第三者に渡る心配はまずありません。

客に身分証の提示を求めて安全性を高めている

また、ネットカフェではセキュリティを高めるための試みがいろいろと行われています。その代表的なものが運転免許証などの身分証の確認です。会員証を持っていない客が店を利用しようとする場合、受け付けで身分証の提示を求められるため、店はどこの席に誰が座っていたのかを完全に把握することができます。
そのため、もし店内で盗難事件などのトラブルが発生した場合は犯人を捕まえやすくなりますし、身分証の確認を行うことで犯罪の抑止力にもなるわけです。
ただ、店によっては身分証の確認を行わないところもあるので、できるだけ安全な店を利用したいという場合は、事前に身分証の確認を行う店はどこにあるのかを調べるようにするといいでしょう。